吹割の滝

東洋のナイアガラと呼ばれる吹割の滝

群馬県沼田市追貝にある吹割の滝は、東洋のナイアガラと呼ばれる絶景です。
この吹割の滝は、昭和11年天然記念物および名勝として指定されており、高さ7m,幅30mという迫力ある滝です。

轟音を立てながら落下する水量の多さ、飛散する様子などから東洋のナイアガラと呼ばれるようになりました。

この吹割の滝という名は擬灰岩、花崗岩の川床の上を流れる片品川の美しい水の流れによって、岩の中でも岩質が柔らかい部分を侵食することで生まれた多数の割れ目が、まるで巨岩が割れたように見えることで、吹割の滝と呼ばれるようになりました。

この辺りには鱒飛の滝、獅子岩、般若岩等を見ることができ、また遊歩道も整備されているので、散策しながら滝やそのほかの絶景を眺めるのに最高です。

この地だからこそ見る事の出来る美しい独特の渓谷美は、季節によってその風景を変えてくれます。
新緑の季節にも秋、紅葉が美しい季節にも最高の景色が見られますし、夏はいい避暑地となります。

緑に囲まれた遊歩道、渓谷沿いを下っていこう

吹割の滝に向かう道は深い緑に囲まれた気持ちのいい遊歩道です。
渓谷沿いに向かっていくとすぐにごうごうという流れる水の音が聞こえてきます。
最初の滝は鱒飛の滝で、この滝は吹割の滝から注ぎ込まれる大量の水が高さ15mから流れ落ちる小さい滝です。

利根川の支流となる片品川には昔鱒が遡上していたといわれ、鱒が必死に滝を超えようとし飛び跳ねる姿からこの鱒飛の滝と呼ばれるようになった所以といわれています。

更に歩みを進めると般若岩が見えてきます。
大きな口を開けた恐ろしい般若が眼前に見えてくるとその迫力に圧倒されます。
般若岩を過ぎるといよいよ吹割の滝の滝が見えてきます。

日本滝百選に数えられ、天然記念物であり名勝という国から認定を受けている、沼田市最高のスポットといっても過言ではない美しく迫力のある景色が間近に見られます。
三方向から豊富な水が勢いよく流れ込む様子はまさしく、東洋のナイアガラです。

吹割の滝の伝説、竜宮伝説

この吹割の滝には伝説があり、その昔、この滝は竜宮につながっていると考えられていました。

難でも村で振る舞い事があるたびに吹割の滝を通じて、膳椀を借りたといわれています。
おねがいするためのお手紙を滝に投げると翌日には頼んだ数の膳椀が岩の上にしっかりと揃えられていたのです。

しかし一組だけ返し忘れたことがあり、それ以降、おねがいを出しても膳椀を貸してもらえなくなったといわれ、その時に返し忘れたお椀は、竜宮のお椀として今もしっかり保存されているといいます。

吹割の滝へのアクセスを知っておこう

夏場など滝は涼しく、最高の避暑となります。
マイナスイオン一杯なので空気もおいしく、透き通った空間というイメージがあります。

ストレスを抱えている人が心と体を癒すにも最適な場所、吹割の滝へのアクセスは、JR上越線沼田駅からバスで40分くらい、車なら関越自動車道沼田IC下車、国道120号を尾瀬方面に直進し20分で到着します。