旭岳

美しくそびえる北海道の最高峰、旭岳のある大雪山国立公園

北海道といえば本州では見る事が出来ない広大な自然を今、この現代に見る事の出来る自然の宝庫です。

中でも大雪山は北海道最高峰の旭岳を誇り、20連邦にも及ぶ標高2000m級の山々を総称しています。
この大雪山を含む大雪山国立公園は北海道の中央に成り立っており、日本最大の山岳を中心に原始性ある豊かな自然が魅力です。

その面積は神奈川県くらい、226,764ヘクタールを誇り1934年国立公園指定を受けています。
この大雪山国立公園の中の大雪山は、北海道、アイヌの人々からカムイミンタラ「神々の遊ぶ庭」と呼ばれており、崇敬されてきました。

文人の大町桂月は「富士山に登って山岳の高さを語れ、大雪山に登って山岳の大きさを語れ」という名言を残しているほど、大雪山は人の心を打つ迫力と雄大さを持っているのです。

旭岳の誕生はこうして誕生した

旭岳に登ると山頂から間宮岳員向井、お鉢平らという巨大なカルデラを見ることができます。
今から15万年ほど前、富士山同様の成層火山があったのですが、3万年ほど前に大爆発し頂上付近を吹き飛ばして、このカルデラが出来ました。

火山活動はその後も活発でカルデラ西武においてさらに活発化し、2万年から数千年くらい前に旭岳の東歩行にある熊ヶ岳の噴火が起こり、それをきっかけに外側にある旭岳の火山活動が始まったといわれています。

旭岳はその後、何度も爆発を繰り返しものすごい寮の噴出物を吐きだしました。
成層火山としての特徴的な出来事ですが、500年ほど前、西側斜面に水蒸気爆発が起きたことで地獄谷が形成、現在の旭岳の姿になったと伝えられています。

旭岳はその美しい山、高山植物などを見ることができるという魅力がありますが、その他にも、姿見の池、夫婦池といった美しい湖を見ることができます。
この池は元々噴火口であり活発な火山活動中は真赤なマグマが流れ出した場所です。

噴火が沈まり、底に雪や雨が降り水が溜まったことで現在のような美しい湖に変わりました。

大雪山の高山植物や生きものたち

夏、大雪山、旭岳に登ると日本国内でも最大といわれるほど多種多様な高山植物を見ることができ、美しい自然の花畑は圧巻です。
この種類は約360種といわれ、普段は視る事が出来ない、厳しい環境の中、春夏に命を燃やす植物の息吹を感じることができます。

またここにはたくさんの生き物がはぐくまれており、ヒグマ、エゾシカ、エゾシマリス、クロテンなどの動物を見ることもできます。
鳥類も国の天然記念物となっているクマゲラやシマフクロウ、冬場はオオワシ等も見られます。

北海道の中でも陸生鳥類8割を占めるといわれる140種がこの大雪山で暮らしているのです。
美しい自然とその厳しい環境の中、強く生きぬく生きものたち、この場所にいくと北海道の雄大さ、自然のすばらしさを体感できます。

道央自動車道から旭川鷹栖IC、旭川北ICで下車します。
旭川空港から車で60分程度です。
バスでお越しの場合、旭川駅前からいで湯号というバスが出ています。
JR旭川駅前から旭岳ロープウェイ山麓駅前の区間は1日4往復の運行です。